新幹線の始まり

日本の新幹線として最古の歴史を持っている東海道新幹線は、同時に世界初の高速鉄道でもあります。新幹線が開業する前の日本は、高度経済成長期の中で物流が激しかったこともあり、線路容量にゆとりがない状況でした。そのため、輸送力の抜本的向上が望まれていたのです。そこで日本国有鉄道は、当時の国鉄総裁である十河信二氏と技師長である島秀雄氏の下に、高速鉄道の建設が決定しました。

1959年の4月20日に着工した新幹線は、1964年に開業されました。計画していた段階では東海道新線と呼ばれていましたが、戦前に計画されていた弾丸列車の内部呼称に由来する「新幹線」というネーミングが採用され、最終的には「東海道新幹線」という名前で開業されました。

しかし、当時の訪日外国人向けのリーフレットには「Japan’s Bullet Train」と記載されており、新幹線という言葉が広く知られるようになるまでは、弾丸列車という名前が直訳されていたという歴史があります。

高度成長期における鉄道のひっ迫具合を解消させるために、東海道新幹線は開発されました。名前の由来は戦前から計画されていた弾丸列車計画が関係しており、英語のリーフレットでは弾丸列車の英訳が乗るほどでしたので、そのゆかりは深いものがあると言えそうです。